うたらぼ

マイマイクを買おう!アカペラ向けマイクって?

YEAH!秋穂 音響, #マイク, #ライブ用機材, #機材,

そんなものはない。おわり。

……ではただの釣り記事になるので改めましてお初にお目にかかります、YEAH!秋穂と申します。
初投稿からこんな事しとったらはっ倒されっぞ
他の真面目な執筆陣とは違い、冒頭からもわかる通りとても無駄の多い文ですので面倒な方は飛ばして読んでくださいね。

アカペラにも慣れてきて、そろそろ自分のマイクが欲しいな…ってなること、あると思います。
まず勘違いして欲しくないのは、“アカペラに特化した”マイク、というものはパーカッションさん用を除いて存在しないと思ってください。
その上で、アカペラの~、ではなく一人のボーカリストとしてマイクを選んでいただきたいのです。

早速マイマイクを買おう!でも

ちょっと待って!そのマイク、本当に必要?

いやいや、別に買わせたくないって訳じゃないんです。
いざ買うとなっても諭吉さんが飛んでいくことは確実でしょうし、まずは落ち着いてこの記事を読んでください。おそらく5分もかからないと思いますので。

生憎と海外のマイクロフォン事情は存じ上げませんが、こと日本国内では“デファクトスタンダート”の存在がありまして、それがSHURE社のSM58(Amazon/SOUNDHOUSE)。いわゆるゴッパーというやつです。
何故SM58がデファクトスタンダードなのか?といった話は一旦置いておきますが、
デファクトスタンダードとなってはや数十年、何処のスタジオにもあるマイクであり、何処のライブハウスにもあるマイクなのです。
ということは、PAさんにとっても扱い慣れたシロモノであることは間違いないわけですね。

ベースさん、パーカッションさんだけならばともかく、コーラスさん達みんなが違うマイクを使ってしまうと、全体のバランスが狂ってしまいがちです。抜けが良いマイク、中音域が太いマイク、マイクにはそれぞれ個性があります。
いくらPAさんが頑張っても、1つ1つの特性を見極めるだけでてんやわんや。短いリハでは綺麗にまとめあげるのも一苦労です。
特に学生さんがPAも兼ねる学内ライブ等だとかなり難しいかもしれません。

それでも欲しい!私にはゴッパーは合わん!という方は、次をお読みください。

買うなら、どこを見ればいい?

性能面は絶対。

性能面で確認しておきたいのは次の2つ。

周波数特性

上でも書いたとおり、マイクにはそれぞれ得意な音域苦手な音域があります。
ベースさんが主に高い音を綺麗に拾ってくれるマイクを使っても宝の持ち腐れですよね。
こちらはカタログやウェブサイトにも記載がありますので(例:SM58)、確認してみてください。
Frequency Response”と書かれた四角の箱がそれにあたります。
一定の音量で流したノイズをこのマイクはどのような拾い方をするのか?ということが描いてあります。
横軸が対応する周波数が並んでおり、 縦軸がデシベル、つまりマイクを通して出力された音量が描かれています……が、これだけだと確かになんのこっちゃですよね。
SHURE社のブログに詳しく記載があるので、興味のある方は読んでみてください。
バスの低い歌声で100Hz~ソプラノのかなり高い歌声で3000Hz程度とのことで、表でこの間が平坦ならまったくクセのない、出した音をそのまま拾ってくれるマイクとなります。
それぞれの音と周波数が記載されたウェブサイトもあるようですので、こちらもよろしければ御覧ください。

指向性

噛み砕いて言うと、どっちの方向から音を出せばマイクが拾うかな?という事です。
上記の周波数特性の近くに今度は円の中に円と、桃のようなハートのような線が引いてあるかと思います。
これがマイクの正面からどっちの音を拾うかを書いた図…なのですが。こちらも初見じゃとても分かりづらい。
今度はAudio-Technica社の記事に分かりやすいものがあったので紹介します。

特性に応じて、カーディオイド、スーパーカーディオイド、ハイパーカーディオイド、そして他にも幾つかが存在しますが、ステージで使うボーカル用として選ぶならこちらの3つ以外を選ぶことはそうそうないかと思います。
マイクの前を少し広範囲に拾ってくれるものがカーディオイド、マイク正面真っ直ぐと狭く拾うものがハイパーカーディオイドで、スーパーカーディオイドはその中間となります。
カーディオイドは広めに拾うので複数人で同時に歌う場合に使うことも出来ますが、広いということはそれだけ関係のない音も拾ってしまうということです。
こちらも用途に合わせて選びたいところです。

デザインを捨てちゃいけない!

特異な形、得意な形

そのマイクを持っていてバンドとしてカッコいいですか?

たとえばあなたがライブに出たとしましょう。
衣装もビシッとカラーで統一。 板について暗転が明けました。
精一杯カッコつける一瞬だと思います。
その瞬間、自分だけ前にガイコツマイクが立っている…………。
歴史ある素晴らしいマイクではあるのですが、メンバー一人だけ持ってるとどうしても浮いてしまいがちです。
メンバー間でしっかりとすり合わせして、使うにしても合意はとりましょう。

逆に、マイクの重心であったり持つ位置であったり、口との距離がうまくはかれないマイクもあまり相応しいとは言えません。
マイク自体の長短や太さ、真っ直ぐなものやだんだん太くなっていくものなど形もそれこそ様々です。
慣れることができれば良いのですが、そっちに意識を持っていってしまい歌のほうを疎かにしているのなら本末転倒ですよね。

見落としがち!グリルボール

省略されがちですがとても大事なポイントです。
さあいい感じの性能のマイクを見つけた!ビジュアルも完璧!
でも歌っていてなんか落ち着かない…
となると、ココの可能性がとても高いです。

マイクの先に細いワイヤーがあみあみになった部分ありますよね。
ここがゴッパーだと丸いんですが、モノによっては平ら、俵型のようなものもあります。(例えばコレコレ)

ここに関しては完全に好みです。
勿論、平らなほうが指向性の中心がわかりやすいというメリットもありますがもう一度いいます、好みです

ただ、どうしても一番目に入る場所であり、口との距離も近い部分ですので合う合わないが本当にあります。
ゴッパーのマイクのグリルだけを他のマイクのものを換装したりする方もいますが、マイクというのはグリル込で設計されていますので本来の性能が出せない可能性も多々あるので止めたほうが無難かと思います。

パーカッションさんですと握り込んで持つ方もいらっしゃるかと思いますが、形や握り方によっては上手く握れない、しっくりこない場合もあるかと思います。
ぜひ自分にあったグリルとマイクを見つけてみてください。世界は変わります。多分

お値段と修理・保証

お値段は現在のお財布事情に直結するので大事なことはご理解いただけると思います。
そして見過ごされがちなのですが、保証・修理時の対応も見ておいてほうが良いです。
といいますのも、先程冒頭においてゴッパーのところでAmazonとSOUNDHOUSEへのリンクを貼っていたかと思いますが、故障があった場合の対応がこの2つでまるっきり異なります。

Amazonの場合ですと日本のSHURE社を介しておりますので直接SHURE社とやりとりをして修理などの手配をすることとなりますが、
SOUNDHOUSEで購入した場合、こちらは直輸入品であり、輸入者であるサウンドハウス社を介しての修理対応となります。(詳しく違いを知りたい方は“並行輸入 ” でググってください)
どちらが良い・悪いなどはここでは割愛します。
ただ、こういったシステムの違いだったりがありますので表記のお値段だけ見るのではなく、もしもの事も含めてじっくり検討してほしいな!といったところです。

候補は見つけた、けれど

いろいろウェブサイトを見比べて、良さげなの見つけた!ポチろう!
ノンノン、あわてないあわてない。
いくらカタログで自分に合うものを見つけても、あくまでもカタログ
近くの楽器屋さんやスタジオに置いてないか探して、もし試せるなら自分の声がどうなっているか試したほうが良いです。
買ってから「思っていたのと違う……」は出来る限り避けましょう。

当然ですが、街のお店で試させてもらえたのならそのお店に最大限の感謝を。
そのお店で買うことも検討するのをお忘れなく!

おわりに

こんな真面目な記事なんて7年ぶりくらいに書きました。

一旦この記事はここまでとなりますが、次回作「具体的なマイクの紹介」編を執筆予定です。
他にもマイク関連の記事はございますが独自色を出せればなぁと思っておりますのでしばしお待ちくださいませ。

YEAH!秋穂

YEAH!秋穂ことイエイアイオと申します。 記事を執筆する際に普段の活動と異なる変名を作るとテンションが上がっていい記事が出来る、気がします。プラセボ。 Bass Vocal/Falsetto Vocal /Vocal Percussion/Sound Crew

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