皆様こんにちは。
前回楽譜データをGarageBandへぶち込むところまで紹介しましたが、
レコーディングへと移る前にやっておきたい
いくつかの準備を紹介したいと思います。
目次
ガイド作り
カラオケに行くとガイドボーカルってありますよね。
midiデータをインポートするとその役割を果たしてくれますが、
イントロのない曲はどうでしょう。
最初の音を歌うための和音と
BPM(テンポ)を確認するためのハイハットか何かが鳴りますよね。
アカペラでいう音とりとカウントの関係に当たります。
これがない状態で歌い出すのはなかなか大変なので、
しっかり一音目から歌うためのガイドを制作しましょう。
二つの方法を紹介します。
MuseScoreで予めガイドを作成しておく
GarageBandに直接入力する
タップ
リアルタイムレコーディング
曲中にBPMを変更したい!!
iPhone版GarageBandには一つ困ったところがあります。
曲の途中でBPM(テンポ)の変更ができない…
ということはメドレーも難しいし、
曲の最後ゆっくりになるやつ(rit.ね)もできない…
最後の小節がめっちゃ伸びるやつ(フェルマータね)もできない…
クソかよ…と思ったあなた、まだページを閉じないでください。
どうにかする方法を編み出したので、そちらを紹介したいと思います。
MuseScoreをmidiではなくオーディオで書き出す
前回midiという拡張子に書き出し、GarageBandにインポートしましたが、
オーディオデータ(mp3とかwavとか呼ばれるものですね)で書き出します。
midiとオーディオの何が違うのかというと
midiデータはGarageBandのBPMを変更すればそれに追随します。
BPM120の曲だとしても、GarageBandのBPMを240にしたら
倍の速度で再生してくれます。
オーディオデータはそうはいきません。
情報として確定されているとでもいいましょうか。
GarageBandをどのBPMに設定しようが「俺は俺だから」
とテコでも動きません。その特性を利用してみましょう。
MuseScoreのデータをオーディオで書き出す方法はこちら
よくあるトラブル
8小節しか表示されない時の対処方法
iPhone版GarageBandですが、
8小節しか表示されないことがあります(9小節以降もmidiがあっても切れる)
その場合の対処も動画にまとめました。こちらです。
今回は以上になります。
次回はいよいよ肝となるレコーディングについて紹介します。
よければお付き合いください。それでは!!