【これだけ知っておけばOK】ウィズコロナのアカペラ手引き
ACAPPELLER.JP
新型コロナウイルス感染症の影響で、対面でのアカペラ活動が難しい状況が続いていますが、その中でも「どうにかしてアカペラを楽しみたい!」という方は多いかと思います。
そこで本記事は、「うたらぼ」に投稿された記事を中心に、「ウィズコロナでもアカペラを楽しむための手引き」として各種ノウハウをまとめました!
これらの内容を知っていれば、きっと新しいアカペラの楽しみ方に一歩近づけるはずです。ぜひ、ご自身の活動にお役立てください!
※まだ記事になっていないノウハウもあるため、順次こちらの記事に追加していきます。
目次
ウィズコロナにおける非対面アカペラの楽しみ方
非対面でアカペラを楽しむ方法には、大きく分けて次の2つがあります。
- リモートアカペラ作品づくり
- リアルタイムのアカペラセッション
以下、それぞれの方法を実施する上で参考になる記事を紹介していきます!
1. リモートアカペラ作品づくり
リモートアカペラ作品とは
リモートアカペラ作品とは、メンバー各自でパートごとに録音・録画したデータをつなぎ合わせ、1つに編集したアカペラ音源/動画作品のことです。
例えば、次のようなものがあります。
◆音源作品の例
◆動画作品の例
どうやるの?
ここからは、メンバー各自が自分のパートを録音・録画し、それらを編集して一つの作品にするためのノウハウ記事をまとめていきます。
※多重録音を用いた「一人アカペラ」も同様の方法で実現できるので、チャレンジしてみてください!
- どういう準備が必要なの?
- 楽譜はどうやって用意するの?
- どうやって練習するの?
- どうやって録音・録画すればいいの?
- どうやって音源編集するの?
- どうやって動画編集するの?
- よりよい作品を作るには?
1-1. どういう準備が必要なの?
まずは録音/録画を行うための機材やツールを準備する必要があります。
機材と言っても本格的なものは必須ではなく、スマートフォンで代用することも可能です!
詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
1)録音の準備
2)録画の準備
1-2. 楽譜はどうやって用意するの?
アカペラの演奏をする上で「楽譜の用意」は欠かせないですよね。手元に使える楽譜がない場合は、次のような方法で用意しましょう。
1)アカペラ楽譜販売サイトで購入する
以下のサイトでは、アカペラの楽譜が1曲単位で購入可能です。
2)自分たちでアカペラアレンジをする
販売サイトに歌いたい楽譜がなかったり、メンバーの編成に合った楽譜が見つからなかったりした場合は、自分たちでアカペラアレンジをするという方法もあります。
アレンジ初心者の方は、以下の記事を参考にチャレンジしてみてください!
3)オーダーメイドのアカペラアレンジを依頼する
もしお金に余裕があれば、オーダーメイドのアカペラアレンジを依頼するという選択肢もあります。
例えばKing of Tiny Roomという会社は、経験豊富なアカペラアレンジャーと提携しており、様々な要望に合ったアカペラアレンジを制作してくれます。
「自分たちでアカペラアレンジをするのは難しそう」「信頼できるアレンジャーにいいアレンジを書いて欲しい」といった場合は、相談してみるといいかもしれません。
また、他にも個人的に作譜依頼を引き受けているアレンジャーの方もいらっしゃるので、そうした方に相談してみる手もあるかもしれません。
1-3. どうやって練習するの?
リモートアカペラの場合は、「同時に歌ってリズムやハーモニーを確認して指摘しあう」といったことができないため、対面の練習にはない難しさがあります。
非対面でも効率的に練習する方法は、以下の記事を参考にしてみてください!
1-4. どうやって録音・録画すればいいの?
練習をしたら、いよいよ作品に使うための録音・録画を行います。
以下の記事に録音方法や録画方法がまとまっているので、ぜひチェックしてみてください!
1-5. どうやって音源や動画を編集するの?
無事音源や動画を収録できたら、それらを1つにまとめて編集しましょう。
ここまで紹介した記事でも、音源編集・動画編集のノウハウが紹介されていましたが、より踏み込んで解説している記事もあります。参考にしてみてください!
1)音源編集の方法
2)動画編集の方法
※「動画編集ソフト/アプリ」に特化して、プロの映像クリエイターが解説している記事もあります。「編集ソフトがいっぱいあって、どれがいいのかわからない!」という方はこちらも参考にしてみてください!
1-6.よりよい作品を作るには?
ここまでのノウハウを理解できれば、最低限「リモートアカペラ作品を作る」という目的は果たせるのかなと思います。
ここからは、「よりよい作品を作りたい」という人向けに、一歩踏み込んだノウハウの記事を紹介していきます!
※解説記事は現在準備中
2. リアルタイムのリモートアカペラセッション
リアルタイムのリモートアカペラセッションとは
こちらはリモートアカペラとは少し異なり、複数人が離れた場所にいながら、同時に歌ってアカペラ演奏を行う方法です。
ヤマハ株式会社の「SYNCROOM」というPCアプリケーションと、マイク・オーディオインターフェースなどの機材を用いることで、リモートでもまるで対面でセッションしているかのような感覚でアカペラ演奏を行えます。
◆リアルタイムのリモートアカペラセッションの例
※上記の動画では「SYNCROOM」に採用されている「NETDUETTO」という技術を用いた「NETDUETTO β 」が使用されています。
どうやるの?
※解説記事は現在準備中
一緒に非対面アカペラをできる仲間が身近にいないときは?
ここまで非対面アカペラの方法を紹介してきましたが、一緒に非対面アカペラをできる仲間が身近にいないときは、先に次の3つの方法を検討しましょう。
- サークルを巻き込んで非対面アカペラをやってみる
- SNS上で仲間を募集してみる
- 多重録音で「一人アカペラ」にチャレンジしてみる
1.サークルを巻き込んでやってみる
現在アカペラサークルに所属している人は、サークルを巻き込んで非対面アカペラをやってみるという方法があります。
例えば、東京都の社会人アカペラサークル「よつぼし」は、音楽コラボSNSアプリ「nana」を使ってリモートアカペラ作品の発表会を行ったそうです。
企画・運営の流れや、nanaを使った録音方法をまとめた資料を以下のページで公開してくれているので、ぜひ参考にしてみてください!
nana全体会案内&マニュアル_社会人アカペラサークルよつぼし
2.SNS上で仲間を募集してみる
サークルに所属していない人でも、TwitterなどのSNSを通じて仲間を集めるという方法があります。
あるいは、募集を行っている人を探すというのも一つの手です。
例えば、筆者の友人の龍くんはリモートアカペラにチャレンジしたい人を集め、バンドを組んだり作品を作ったりするのをサポートする企画を行っています。
興味がある方は以下のフォームより応募してみてはいかがでしょうか?
◆SNSで募集した仲間で作ったリモートアカペラ作品の例
3.多重録音で「一人アカペラ」にチャレンジしてみる
「知らない人とアカペラをやるのは不安」という人は、多重録音(多録)を駆使して「一人アカペラ」にチャレンジしてみるのもありだと思います。
今回の記事で紹介した「リモートアカペラ作品作り」の方法に沿って、全パートを自分で録音・録画すれば「一人アカペラ」の作品を作ることが可能です。
初めのうちは、全パートを歌いこなすのはとても大変ですが、同じ声同士でハモるので、上手くいけば他の人と一緒にアカペラするよりも一体感のある演奏ができるかもしれません。
◆「一人アカペラ」音源作品の例
◆「一人アカペラ」動画作品の例
【番外編】アフターコロナに備えて、今からできることは?
いつになるかはわかりませんが、対面のアカペラを再開できる日が来た時のために、今からできることもあると思います。いくつか例を挙げてみます。
- 音感トレーニング
- 視唱トレーニング
- アレンジの引き出しを増やす
- 作詞作曲にチャレンジ
※解説記事は現在準備中
ウィズコロナ・アフターコロナもアカペラを楽しもう!
なかなか対面でのアカペラ練習やライブが難しい時期はしばらく続きそうですが、今回紹介した方法を参考にしてぜひ一緒に新しい時代のアカペラを楽しんでいきましょう!
ご不明な点や、「他にもこんな情報が知りたい!」「こんな役立つ情報があったよ!」という方は以下のお問い合わせ先までご連絡いただけると大変助かります!
お問い合わせ先
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「リモートアカペラをやりたくてもやり方が分からない…」「せっかくならワンランク上の作品を作りたい!」といった方々のために、あちこちに散らばっているナレッジをみんなに開かれた集合知として活用できるようにしたい!という願いで、このうたらぼを公開しています。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!